2020年8月2日日曜日

梅雨が明けました

長かった雨のシーズンが終わり、東京もやっと梅雨が明けました。
しかし、もう8月だと言うのに去年の様に暑くて堪らないと言う程でもありません。 配達員としては有難い反面、農作物にとっては気候の不順は悪材料で心配です。

さて雨の間、配達をサボっていた訳ではありませんが、慣れてきたのか特に驚く様な事も無く、淡々と配達を続けてきたので、その結果を集計しました。

67
回数125131256
時間454287
送迎¥57,750¥54,917¥112,667
ブースト¥1,712¥442¥2,154
チップ¥622¥666¥1,328
プロモ¥17,240¥19,540¥36,780
時給¥1,718¥1,799¥1,757

時間の割には配達回数が増えているのは効率が上がったのかも知れません。
おおよそ7月の月収でみると30万円を上回る感じでした。地元で昼と夜3時間づつ走って、この位収入があるのは悪くないですね。
この2週間、他の地域をいくつか試してみて感触は掴みました。地域によって大分違いがある事もわかりました。しかし雨が多く電車輪行は憚られる為、本格的にトライしてみる事はできませんでした。いよいよ梅雨も明けた事で、これからは電車輪行して稼働してみる予定です。その為、自転車の方も輪行しやすい様に少し改造しました。自転車のセットアップと輪行の手順も公開できると良いかなと思います。

さて真夏の気候での配達、これは僕が良く行く東南アジアでのツーリングと同じ様な状況なので、どうなるかちょっと楽しみです。

2020年7月24日金曜日

横浜エリア

先日、神奈川横浜エリアがバイク向けだと記事を書いたが、それは新横浜より北側の話だった。今日7月25日(土)は本当の横浜駅付近に出かけてみた。先日輪行袋を壊してしまった為、片道25kmを自走で向かった。

出かけた理由は「シミ」と呼ばれるプロモーションだ。ウーバーイーツの配達では安いと350円位にしかならないが、今日は+400円とか見たことない金額が出ていた為、あえて向かってみたわけだ。

横浜駅周辺は自転車で走るのは初めて。道路は広い幹線道路と細かい脇道。複数の電車と川などが交差し、駅周辺は慣れないと走りにくい。また駅近くから周辺に届ける事になるが、坂が多い。とはいえ、初めてのエリアを走り回るのは、旅気分を大いに刺激され楽しかった事は確かだ。

そんな状況で大体2時から8時の6時間、途中30分程休憩した結果としては、19配達で12500円とかなり高額。一回の平均配達単価が600円近く、時給換算も2000円オーバーと今まで見た事無いような結果となった。なるほど、電車賃を払ってでもこういう需要の高いところに出かけた方が売り上げとしては良いようだ。稼ぎたい人は、バイクでこういうエリアに行くとかなりの報酬を得られるだろう。

だがアラ還ウーバー配達員としては、かなり疲れるので暫くいいかなと言う感想だ。何しろ今日は120kmも走った。売り上げは少ないが地元の方がストレスは少なく、簡単に家に帰って休憩できるのがやっぱり良い感じだ。月に1回くらい遠くに出かけてみるのはありかなと思う。代わりの輪行袋が来たら電車で出かけてみることにしよう。

2020年7月23日木曜日

飛ばされるのも楽しい

世間では4連休だが、東京は外出自粛だそうだ。しかしUber Eatsの配達員はこの馬鹿げた騒ぎとは無関係に一日中サイクリングしてお金が貰える。素晴らしいね。

Uber Eatsの配達業務で「飛ばされる」と言うのは、配達本拠地から遠く離れた場所で配達を余儀なくされる事を言う。
利益を重視すると、近くのレストランに商品を取りに行ってお客さんに届けて、また戻って...を効率よく繰り返す事が重要だ。しかし「飛ばされ」てしまうと、このサイクルがうまく回らなくなってしまうので、嫌う人が多い。しかし、我々の様なアラ還配達員は利益を特に重視していないので、そんなに気にする必要は無い。

例えば今日。昼前、町田近辺で立て続けに3件注文が入り、やはり雨の自粛休日は忙しいか?と思ったものの、その後時間が空いてしまった。そんな時に隣の駅の小田急線玉川学園前に呼び出される。坂が多いのでレストランに行くまでに15分はかかるがどうしようか思案していたが、今日はこの近辺での注文が芳しくなさそうなので行ってみる事にした。そこからが、「飛ばされ」注文の本領発揮だ。
次に呼ばれたのはさらに隣の小田急線鶴川駅、そして新百合ヶ丘駅。どんどん遠くなる。そこから一気に飛んで南武線稲田堤、京王線稲城。息つく間も無く南武線矢野口、そして調布。いつの間にか20km近く離れてしまった。雨も強くなってきたので、コンビニのイートインで一休みして再開すると、今度は小田急線向ヶ丘遊園、そして南武線久地。これではいつ家に帰れるか分からないので、ひたすら家の方向に走るも中々すんなりと戻してくれない。小田急線新百合ヶ丘から美しヶ丘へ飛ばされ、最後は小田急線鶴川に戻った。やれやれ本当に雨中のツーリングをやった気分だ。

おかげで回数クエストも無事完了し、本日の結果は7時間70km17配達19950円3チップ。しかも今日は初めて「シミ」と呼ばれるプロモーション(配達員が不足しているエリアの配達毎のインセンティブ)も貰えた。
もうすっかり体が出来上がっている為、どれだけ走っても疲れない。ヘソから腰回りの脂肪もすっかり無くなって腹筋が割れ始めた。良いね👍

2020年7月22日水曜日

世田谷遠征

ウーバーイーツの配達は、いちいちいGoogle Mapにナビしてもらう必要の無い土地勘のある所が良い。
今迄は町田近辺で稼働していたが、良く考えて見れば学生時代から通算すると世田谷区に30年近く住んでいたので、そちらも土地勘はある。 しかもあちらは23区内で、ブーストなど色々と特典もある様だ。 と言う事で今日は世田谷に行ってみる事にした。

行く方法には、自走、電車輪行等があるが、たまたま今日は妻がそちら方面に車で行くらしいので便乗する事にした。
折り畳み自転車なので、輪行なんて簡単と畳んで袋にしまってみた。飛行機に乗せるのと違って超適当で良いので、写真の様にあっという間にしまえたが、少し誤算があった。この自転車は20インチと言えど、前の自転車よりホイールベースが長くタイヤがでかい。その為同じ輪行袋に入れるのが結構大変で、ファスナーを壊してしまった。とりあえず今日はこれでなんとかできるが、本格的に電車・飛行機輪行するには、畳み方と輪行袋を調整しなければならない事になった。


さて世田谷である。まず成城学園前でスタートすると、あっという間に呼び出される。その後も、そこを中心に祖師谷大蔵、喜多見、仙川、千歳烏山などをぐるりと周り、11時から始めたにもかかわらず、2時間で9回も配達する事になった。これはかなり忙しく町田の2倍は働かされる感じだ。そこで他のエリアもと少し移動してみる事にした。
まず三軒茶屋方面へ。移動中にもちょこちょこ呼ばれるが、無事到着。店の数は多いが待機している同輩が多く見られる。これは注文と配達員の数がバランスしていないと言う事だ。移動だ。
そこで、次に向かったのが下北沢。こちらは、飲食店の数が段違いだ。さすがに小田急線、京王井の頭線、世田谷線等が集まっている要所だけある。町田では午後2時を過ぎると注文が少なくなるが、こちらはそんな事はお構いなしだ。下北沢駅を中心に半径1km位を忙しく回され、夕方5時には配達回数が20回近くに。
もう帰る支度をしようと、成城学園前方面に向かうが、ウーバーイーツは容赦が無い。駒沢ー桜新町ー深沢と遠くなるばかりだ。暗くなってきたので、最後はオフラインにして帰途に着く。明るいうちだけで仕事が終えられるのはいいなと思う。老眼になると夜はきつい。


しかし、今日走った道は殆どバイクや自転車でかつて走った所だ。なんだか懐かしいサイクリングをしている様で、非常に楽しかった。この感覚はまさに「旅」だ。簡単に輪行できる様になると、こうやって色々な地域に行って配達するのは良いかもしれない。旅気分を味わいながらもお金が貰えてしまうのは、ウーバーイーツ配達の醍醐味だろう。
今日の結果は7時間60km23配達9700円。このエリアでは回数の割にチップが貰えず、良いねも少なかった。土地柄というのはあるんだろうな。

2020年7月21日火曜日

リカバリDay

僕のお気に入りのシューズメーカは、元祖厚底ランニングシューズで有名なHoka One One。これはClifton4で少し前のモデル。色々なメーカーの色々な靴を試したが、「歩き」「走り」「自転車」の全部に使えるのは、やっぱりこれしか無い。スポーツ自転車に乗る人は、あのパチッパチッと言うビンディングシューズを使うと思っている人も多いかと思うが、様々な路面で様々な行動をする旅では不便なので、フラットペダル+トレランシューズの組み合わせが便利で愛用している。


さて表題の「リカバリ」。昨日は結構ハードで最近休みも取っていなかったので、今日を心身のリカバリーをとる事にした。ただし、リカバリと言ってもお風呂に入って後は寝てるだけ…なんて事はしない。筋肉をソフトに動かしながら溜まった老廃物を排出するのだ。その方法は実に簡単で、

  • 急加速しない
  • 巡航速度を抑える

これで自転車に乗るだけ。これで血行を良くして老廃物を排出する。

加速はf=ma**2で示される通り、加速度を半分にすれば必要な力は1/4で済む。自転車の走行抵抗は空気抵抗が殆どで、これも速度の2乗に比例する。つまり速度を半分にすれば必要な力は1/4になる。こうして必要な出力を抑えて走ると、心拍数も低域の有酸素運動レベルにおさまり、血管が拡張して血行が良くなり疲労物質は排出される。さらに速度が遅くなる事によって走行時の余裕が増すのでリラックスして走る事ができる。長期間の自転車旅をしている時もこれでリカバリを行っているが、それを配達業務にも応用している。リカバリしても無収入にならないところが中々良いところだ。

とは言え今日は短時間で終わろうと思っていたのに7時間50km19配達8500円と言う結果。でもリカバリはできたかと思う。

ここからわかる重要な同輩配達員へのアドバイスがある。儲ける為に急いで急加速、高速走行、法規違反等をやっても、収入は大して変わらないと言う事だ。もちろん多少増えるだろうが、それらを行う事による心身への負荷と事故の危険性を考えると、余りに割りに合わない。だから、ぜひ余裕を持ってゆっくり配達に勤しんで貰いたい。


最後は今日の変わった配達。どうも新築の家らしく「住所が無い」お客さんがいた。最初入力されている場所に行ったが、そこは工場。おかしいと連絡すると、住所を教えてくれたのでGoogle Mapに入力しても対象となる位置が出てこない。そこで似た番地があったのでそこまで行ってみて、後は建物・道路・地形などを頼りに説明を貰ってなんとかたどり着けた。プライバシーの問題があるので写真は載せないが、どうも畑を分譲して住宅地にしている雰囲気。その家はまだエクステリア等が完成しておらず、引っ越したばかりの様に荷物が外に積まれていた。最終的に食事を届けられたのは良かったが、非常に珍しい経験だった。

2020年7月20日月曜日

神奈川横浜エリアへ

普段は東京の町田周辺で稼働しているが、今週は神奈川横浜エリアにブーストx1.2が付いている為、距離も近いので出張してみた。 エリアとしては大和から藤沢のあたりと思っていたが、実際には二俣川近辺で稼働する事になった。
この写真の様に長閑なエリアをサイクリングしながらお金が貰えると言うのは、普段とは違って中々悪く無いが、配達中はなるべく早く食べ物を届けなければならないので、あまり風景を楽しむ余裕は無い。これは儲けるとかそう言う事で無く、食べ物を美味しい状態でお客さんに届けたいからだ。

昼間このエリアで配達を行なったが、はっきり言うと自転車では厳しい。商品のピックアップが長くお客様へのドロップも長い。二駅走って、一駅戻るみたいな感じだし、丘も多いのでアップダウンが必ず入る。トレーニングする人には良いが、5時間で80km近く走っても10回しか配達ができなかった。どちらかと言うとバイク向きかな…。夕方、地元方向に順次誘導されて、陽が落ちる頃には地元に戻ったが、こちらは1時間半で6回配達が完了。走り疲れたので、今日はそのまま帰宅した。やはり地方小都市みたいな所がやりやすい事は確かだ。

昨日、面白いお客さんがいた。商品ピックアップ後、届け先ピン(位置)が町田市役所に立つので直ぐにおかしい事がわかったので住所を見ると、東京都町田市だけ。これで届くと思うのか?メッセージを送るも返答なし。電話をするも応答なし。さてどうしたものか。お店の前にいるので物理的に返却はできるが、ウーバーのシステムではそれはできない(と思う)。10分待って廃棄するかと思案していると、電話が鳴る。良かったお客さんと繋がった。その電話で住所を聞き出して、何とか配達できた。距離は3kmもあったがちゃんとその距離で売り上げになるのか?

夜、お寿司を届ける事になったが、こちらはマンション名だけ。とりあえずgoogle mapで調べて届けられたが、お客さんは金髪の外国人お姉ちゃん。日本語で入力できなかったからか?とりあえず、住所を入れてねと説明した。

今日の結果は、7時間90km16配達7600円2チップ。明日はどこを走ろうか?国立・府中、下北沢など、やはり都市部にするかな?

2020年7月19日日曜日

1ヶ月経過しました

先月の19日、Uber Eatsの配達を始めました。
何も判らない、ど初心者から、配達数500回を超える普通の配達人になりました。
今日で丁度1ヶ月で、集計も日曜日と都合が良いのでまとめてみました。

12345
回数6988117116121511
時間3137394246195
送迎¥30,426¥39,270¥49,069¥50,229¥52,820¥221,814
ブースト---¥2,861¥1,427¥4,288
チップ¥1,786¥1,116¥2,476¥2,816¥2,090¥10,284
プロモ-¥1,560¥10,450¥17,250¥17,410¥46,670
時給¥1,039¥1,133¥1,590¥1,742¥1,581¥1,452

自分では大して頑張ってる気はしないし(疲れたらやめる、飽きたらやめる、調子悪かったらやめる)、 1日6時間+α程度しか稼働していないつもりだったけど、気が付いたら結構長く走っていたりしました。
プロモーションが無いと東京都の最低時給程度、あると5割増し程度までになりそうです。
月収は30万円弱。労働時間は8時間x24日相当なので、まあ普通の労働時間と言えそうです。

自分の感想としては、現在は継続可能な運動強度だと思いますが、これ以上は疲労が蓄積されそうな気がします。走行距離は全て記録できていないのですが、大体2000km弱です。
来月からは12:00-15:00と18:00-21:00の6時間を最大とし、休みの日を増やしたり他の地域へ行ってみたりもしてみたい考えています。
体調はすこぶる良いので、まず目的は達成できていると思いますし、自転車ギアのテストも十分できました。また思ったより楽しく、自転車キャンプツーリングに出掛けられないストレスも幾分発散できたようです。収入は想定外に入りましたが、この結果は地域や時期に依存しますので、誰でもどこでもこうなる訳では無く、自分としてはこれをもっと増やしたいとは思いません。
アラ還で配達員に挑戦したい人は、多分上記の半分くらいが適当なのでは無いかと思います。

今後も、ギアや変わった配達の話など続けて行きたいと思っています。

梅雨が明けました

長かった雨のシーズンが終わり、東京もやっと梅雨が明けました。 しかし、もう8月だと言うのに去年の様に暑くて堪らないと言う程でもありません。 配達員としては有難い反面、農作物にとっては気候の不順は悪材料で心配です。 さて雨の間、配達をサボっていた訳ではありませんが、慣れてき...